幼い頃は絵画で様々なものを表現する事が得意な少年でした。
滋賀に生まれ、より自身を研鑽するために京都の美術工芸高校へ進学しました。
そこで出会ったのが漆工芸です。
卒業後は、より一層の技術追求のために漆工芸・蒔絵の修業を重ね、現在も日々漆工芸・蒔絵の制作を行なっています。

自身が創始考案した漆工芸新技法「彩輝光：さいきこう」を含む伝統工芸「蒔絵」作品を発表展示開催する個展形式の自己PRと併せて、あらゆるプロダクトとのコラボレーション商品開発及び制作にも注力しています。

伝統工芸とは一つの枠の中に収められ高価なもの、身近に接する機会の少ない美術品…その様なポジションに置かれていた存在を現代のニーズにあった価値あるプロダクトと組むことによって数段上のモノへと進化させる。
数年前までは考えられない取り組みに挑戦し、新たなプロダクト展開を模索しておられるアーティストや企業スタッフ様との出会いを楽しみにしています。

また私は自身の想いや培った感性や伝統技を展開公表するアーティストだとも考えています。
制作した作品をより多くの方々に知っていただくために今後も作品発表の場を見つけ展覧開催して行くと同時に漆工芸と写真を融合した視覚芸術への挑戦も考えています。
この滋賀の地において、技の継承を続け新たな活動の展開をしているクリエイティブアーティストの存在を知っていただきたいものです。