私はデザイナーズ協会に所属していながら、デザイナーではありません。
もともと出版を経験していたので、そこそこの事は出来ますが、それは素人に毛が生えたような程度のもの。
実は私がやろうとしている事は、少子高齢化・人口減少の社会において必要なIoTの仕組みを地方都市の街の中で活用できるようにするデザインなのです。
つまり「やさしい街をデザインを機能と仕組みづくりで提案する」ということを行っています。
今や、人口減少というインパクトは、多くのマーケットの縮小につながり、右肩上がりの未来が予測できない状況です。
従来の方法や戦略では、企業は勿論、自治会やボランティアなどが立ち行かなくなってきています。
そのため、商業の分野では御用聞きなど「古くて新しい手法」で活路を見出そうとする動きがあります。
また、個人においても長く続いた核家族化により、在宅での介護の仕方や地域とのかかわり方の知識もない状態になり、実際には高齢者が在宅で暮らしにくくなっています。
それらをIoT で繋ぐ事、その情報の流れや処理をデザインする事は非常に重要です。
先進的なIoT タウンはバルセロナが有名で、今度の東京オリンピックでも数多く導入されるでしょう。
しかし、日本の殆どの地方ではそのようなインフラを整えることは不可能です。
そこで、スマホや一般のSNSなど「既にあるものを活用した」IoT が効果的だと考え、
街の活用デザインで目に見える効果にしていきたいと考えています。